北多摩北部保健医療圏糖尿病ネットワーク

糖尿病患者は予備軍も含めると1000万人と言われ、
近年さらに増加しており、国民病の1つと考えられています。

糖尿病は適切な治療を受けないと腎症・網膜症（目）・神経障害などの合併症の発症を招くことがあります。
また、糖尿病は脳卒中や急性心筋梗塞などの他の疾患の危険因子となる慢性疾患でもあります。最近では、
がんや歯周病など糖尿病以外のさまざまな病気ともかかわるといわれています。

北多摩北部（西東京市・小平市・東村山市・清瀬市・東久留米市）地域の糖尿病対策の一環として、身近な地域で症状に応じた適切な治療を継続して受けられる医療連携体制を構築するために、北多摩北部医療圏糖尿病ネットワークが作られました。

地域の中核病院、かかりつけのクリニック、各市の医師会、歯科医師会、薬剤師会、栄養士会、行政など、多職種が連携し地域の糖尿病診療を支えています。
地域連携に協力していただける医療機関を登録し、糖尿病の予防から治療を行います。
そして糖尿病の合併症予防の取組を進め、地域の皆様や医療従事者に対して講演会などを開催し、糖尿病に係る普及活動を行っています。

最近ではスマートフォンなどを利用して、簡単に多くの糖尿病のサイトを見つけることができます。
糖尿病に関して正しい情報を発信しているサイトがほとんどですが、中には不確かな情報を流すサイトも見受けられます。

情報が多すぎて混乱することもあるかもしれません。
糖尿病が心配な方や、健診で糖尿病予備軍や糖尿病と診断された方で、医療機関への受診がわからず困っている場合など、ぜひこのホームページを利用してください。

糖尿病と診断された場合には一生の付き合いとなることもあり、お住まいの近くで医療機関を見つけ、より良い糖尿病診療を受けていただきたいと思います。